手軽にもう一品「三色きんぴら」
家庭料理の副菜の定番「きんぴら」です。普通はごぼうとにんじんだけで作りますが、今回は彩りも栄養バランスもいいように、さやいんげんを加えて「3色きんぴら」を作ります。新ごぼうの季節は新ごぼうを使うと柔らかいので手早く作れて美味しいですよ。切り方も細切りでなくても大丈夫。少し歯ざわりがいいように大きめに切りましょう。野菜の旨味を充分に味わえるところもいいですね。
ポイントは熱からずぬるからずの温度でよく炒めること。元気な音がしていないとダメで、野菜の水分が出すぎてもダメです。野菜の水分が出たらすぐに炒めて蒸発させながら炒ます。そうすると野菜の味が濃くなりしっかりと甘みが出ます。
(撮影: 中本浩平)
<材料>
にんじん 1本
ごぼう 20cm
さやいんげん 50g
ごま油 大さじ1
赤とうがらしの小口切り 少々
砂糖、しょうゆ 各大さじ1
にんじん 1本
ごぼう 20cm
さやいんげん 50g
ごま油 大さじ1
赤とうがらしの小口切り 少々
砂糖、しょうゆ 各大さじ1
<作り方>
1. にんじんは皮をむいて縦に半分にしてさらに半分に切り、斜め薄切りに。ごぼうは皮をよく洗い、縦半分に切って、斜め薄切りにして水に2〜3分さらしておきましょう。
2. さやいんげんはへたと先を取って半分に折っておきます。
3. 鍋にごま油を入れ、まだ冷たいうちに赤とうがらしの小口切りを入れて香りを出します。香りがたったら野菜を一緒に入れて炒めます。
4. とうがらしの香りがしてきて、野菜に油が回って膨らんでくるまでしっかり炒めましょう。
5. 砂糖を入れて溶けるまで炒め、砂糖が溶けたらしょうゆを入れます。いんげんが柔らかくなるように水大さじ1〜2を加えて、水分がなくなるまでよく炒めます。
6. 全体に味が染みたら火を止め、バットにあけます。フライパンで作るときは小さめのフライパンで。