夏野菜を美味しくたっぷり「ラタトゥイユ」
夏が旬、これから一番おいしくなる時期のトマトを使った料理を紹介します。栄養的にもいいし、うま味もあり、色もアクセントになる、元気が出る野菜です。夏はたくさん食べてください。
買うときには先端に放射線状に星が出ているもの、ヘタに元気があるものが、完熟しておいしいので、生で食べるといいですね。不揃いの形のものや星が出ていないものは加熱して食べるといいでしょう。
今日はトマトも使って、いろいろな夏野菜をおいしく食べるラタトゥイユを作ります。野菜の自然な味をたっぷり食べられるおかずです。今日はあっさりと食べたいのでオリーブ油を大さじ4ほど入れましたが、ガツンとした味に仕上げるならもう2杯ほど多めに入れてください。
撮影:中本浩平
スタイリング:丸山かつよ
<材料>
トマト(小) 4個
なす 2本
塩 小さじ1
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 1本
パプリカ 1個
にんにく 1片
塩 小さじ1
こしょう 少々
オリーブ油 大さじ3〜4
<作り方>
- ズッキーニとなすを1cm厚さの半月に切ります。なすは塩水(水3カップに塩小さじ1強)にすぐに浸けてアクを取ります。材料はまな板の汚れないものから切ると便利。
- 玉ねぎは皮をむいて横半分に切ってから1cm厚に。パプリカも縦半分に切って種を取り、さらに半分に切ってから1cm厚に切ります。
- トマトはヘタを包丁の先でくり抜き、横半分に切って種を取ってざく切りに。にんにくはつぶして半割りにします。
- 厚手の鍋かフライパンにオリーブ油を入れて熱くならないうちににんにくを入れます。にんにくの香りが出たら玉ねぎを入れて炒め、油が絡まったら一度ふたをして蒸し焼きにします。2分ほどしたらズッキーニとなすを入れてよく炒め、ふたをして5分蒸し焼きにします。焦げないように気をつけて。トマトとパプリカを加えて混ぜながら炒め、再びふたをして5分蒸し煮にする。火加減は中火。
- くたくたになっていたら塩、こしょうを加えてひと混ぜし、ふたを取って少し煮詰めます。火を止めて粗熱が取れたら盛り付けます。